三回忌と一回忌

2015年9月12日

おじいちゃんが天国へ行った

病院に会いに行けば
そこにはおじいちゃんがいた

認知症も発症していたから
最後は私のことは
わかってなかったけど

でも、私はおじいちゃんと呼び続けた

今日が最後かな、と
会いに行くたびに覚悟してた

最後のお別れをしたときの
おじいちゃんは
身体は小さくなっていた

それから一年後の
2016年9月12日
おじいちゃんの一回忌をした

おばあちゃんは足腰が弱く
施設にいたから
法事には出席しなかったけど
周りの人に凄く気を遣うおばあちゃんは
前日までの準備に
親戚の方々、孫の私たちにまで
気を回していた

足腰が弱かったけど、
会話も問題なく出来て、
元気だった

と、思ってた

法事が終わって
私の両親が、
おじいちゃんの法事終わったよ
って施設にいる
おばあちゃんに報告に行き
夕ご飯を一緒食べ、
じゃあ、また来るね。と

帰宅途中…
施設から一本の電話

…おばあちゃんが急変した
今すぐ施設に戻ってきてください

おばあちゃんはそのまま
おじいちゃんと
同じ日に天国へ行った

おじいちゃん、一年間
天国で一人だったから
寂しかったのかな

もう一年間、
天国で一人我慢したから
もうおいでって
連れて行ったのかな

そんな会話が飛び交う葬儀だった
あまりにも突然で
気持ちの整理がつかない中でも

おじいちゃんと命日が同じことに
親戚一同、
運命なんだね
素敵な夫婦だね
天国でも一緒だね

と、。

今日はそんな二人の命日

朝は天気が多荒れで
奈良県では珍しく最後まで
警報が出てたり
めったに止まらない近鉄が
運休してたり

どうなるかと思ったけど
夕方はす~ごくキレイな空だった

いつも見守っててくれて
ありがとう

コレからも
自由気ままに生きてる私を
空から見守ってください

2017.09.12

0コメント

  • 1000 / 1000